今日で7月も終わり。慌ただしく、暑く、忙しい、1日。 選挙が終わるのを待っていたかのように、なすべき様々な事柄が押し寄せる。 今日も、いくつかの市民相談を承った。 子育てに関すること、雇用に関すること、安全に関すること、そして、生活上のトラブルに関すること。 県民の皆様の、暮らしの悩みは、後を絶たない。 そのお一人お一人の思いを真摯に受け止めながら、解決に向けて何をすべきか、何ができるか、どこまでできるか。皆様の痛みをわが痛みとするとき、私の悩みもまた、後を絶たない。 ない知恵を絞りながら、先輩・識者・職員各位にご指導頂きながら。 目の前の1つの課題解決は、その、お一人とご家族への安心をもたらし、もたらされた、その1つの安心は、政治への信頼に繋がり、やがて県下全域に暮らす方々の生活満足へと広がるであろう。 そのことを信じ、そのために。 見て、聞いて、調べて、動くのだ。考えて、考えて、また考え抜くのだ。 党務と、公務と、個人の政治活動と。人々の生活をマターとする議員の仕事に、休みはない。 暑さのせいか、いささか書生っぽく、文章まで熱くなってしまったが、終日、市内を休みなく走りながら、感じた、1日であった。
きわめて個人ごとで恐縮ながら、この話題。 わが母校・今治西高が、3季連続10度目の甲子園出場を決めた。後輩諸君、本当におめでとう!また、済美高ナインの健闘に心から拍手を送りたい。 ジリジリと照りつける中、党務の合間を縫って、駆けつけた終盤戦。ゲームは均衡を保ちながらも、9回裏の時点で、正直、負けを覚悟した。絶体絶命だと、思った。 しかし、逞しい後輩たちは、鉄壁の守りで、この窮地をしのいでいく。何たる強靭な精神力。そして、自信。 そして、延長11回、執念の決勝点をもぎ取り、守り抜く。何たる勝利への気迫。その、粘り。 グランドで、泥まみれでプレーするナインたちも、スタンドで、汗まみれになって必死に応援する生徒たちも。 その美しい状態をひとことでいうと、togetherである。共に、という世界だ。 私の大好きなワードである。 昨年まで私が勤めた会社には、その経営理念から6togetherという行動規範があった。 すなわち。「共に知り、共に語り、共に働き、共に決定し、共に責任を担い、共に感じる。」これである。 およそ組織であれ、運動であれ、同じ目的をめざして、共に、という作用が働いたとき、その力は、凡庸な予想は及ばない、巨大なエネルギーと生まれ変わる。 すばらしい後輩たちに感動しながら、ふと、そのフレーズを思い出した。 それにしても、あの強靭な精神力、自信、気迫、粘り。続いて、別のフレーズが蘇る。 「自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらない。」これは、広告業界では知る人ぞ知る、電通「鬼十則」の一節である。 愛媛の代表として、甲子園で悔いなく完全燃焼を、と祈りながら。この後輩たちの激闘に、政治の世界で私は。 今日から明日への、大いなる刺激と気づきを与えられた1日であった。 PS 参院選に関する内容は念のため控えさせて頂きますことをご了承ください。
参院選きょう投票。地元紙の見出しを持ち出すまでもなく。 深夜に大勢判明ということで、現在、深夜である。まさに、大勢は判明した。 今、2つのことを感じている。 何より、民意は、重いということだ。つけくわえるならば、とてつもなく重い。 政治家は、このことをきちんと理解して、つまり、国民を目的として、どこまでも真摯に、謙虚に、政治を行っていかねばならない。 この、当たり前のことを、当たり前にしていかなければならない。 もう1つは、支援者に対する感謝、ということだ。各党・各候補とも、そこには、期待を寄せてくださる方たちがいる。票ではない、生活を抱えた生身の人間の気持ちがある。 それを託される、お頂かりする、ということの有難さに、各党・各候補とも、どこまでも感謝をしなければならないだろう。 私たち公明党は、比例区で地元出身の候補を立てて戦わせて頂いた。ご支援を頂いた皆様に、心より感謝を申し上げたい。 この間、候補に随行し、県下各地を回らせて頂いたが、いずこの地でも、時間をこじ開け、私心なく、必死で応援をくださる皆様がいた。 こういう名もない庶民の皆様の、必ずお力にならねばならない。候補の大勝利を確信するとともに、あらためて感謝と決意を深めさせて頂いた。 いずれにしても、今日で選挙は終わった。明日から、だ。 結果分析も反省も必要だが、より大事なことは、この結果を国民にプラスになる原因としていくんだ、という強い意志と並々ならぬ決意であろう。 テレビの報道の向こうから、民意がそう呼びかけている。 ��写真は7/29付愛媛新聞1面)
うだる暑さ。セミの鳴き声のシャワー。 今日は、友人と参議院選挙の期日前投票に行ってきた。地元報道によると、今回の期日前投票数は、前回の1.5倍を超える多さだという。 さもありなん、であった。 過去何度も、期日前投票に参加したが、行列待ちをしなければならないというのは、今回が初めてだ。投票を終え、帰りがけの際も、人の波が続々と押し寄せていた。 今回の参議院選挙は、それほどまでに有権者の関心が高い、ということの証左であろう。 さあ、いよいよ、明日が、その投票期日。誰が名づけたか、私たちが投票するその1票は、まさに、審判、である。 民意は、日本の針路をどのように選択するか。そして、民意を受けた政治は、どのような変化を生成するか。 その変化は、そのまま、わが県政にも変化を与えるであろう。私も当事者の一人として、しっかりと、その行方を注視してまいりたい。
政策転換と市町村合併で、加速する企業立地。興味深いタイトルの特集記事(日経ビジネス7/23号)に目が留まる。 今年6月に施行された企業立地促進法を背景に、自治体間の企業誘致競争が本格化している。それを仕掛ける経産省の解説と、先進的な自治体の取り組み事例にスポットをあてた、特集である。 わが愛媛では、好景気で沸く海運業を中心とした今治市の海事都市構想を、さらに拡充するため、県が積極的な規制緩和で、制度面から支援する事例が取り上げられている。 企業立地促進法は、簡単にいうと、企業誘致に取り組む自治体を国が応援します、というものだ。 いうまでもなく、自治体にとっては、企業を誘致すれば、長期的・安定的な収入と雇用を得ることができる。深刻な財政危機を抱える状況の中、どの自治体もノドから手が出るほど、それは魅力的に映るであろう。 一方、企業側からみれば、対象企業をきちんと顧客として捉えることができる経営マインドと、今回の法施行をビッグチャンスと捉えられる感性と、対応のフレキシビリティのある自治体のみが、その選択肢に入ってこよう。 まさに、競争である。そして、その経営判断ができる自治体は極めて健全である、と思う。 記事にも紹介された、18もの造船所が立ち並ぶ今治市の、歴史を含めた、これほどまでに恵まれた海運ロケーションは、おそらく全国のどこにも真似ができない固有の強みであろう。 それを最大の経営資産と捉え、さらに磨きながら、海事産業集積地としての圧倒的地歩を固めていくならば、全国から、あるいは世界から、保険会社・金融機関・海事法律事務所・部品メーカー・技術者養成ビジネス・情報通信産業・外国人向けビジネスなど、まだまだ、そして様々な、企業を呼び込むことが可能となるはずだ。 そしてそれは、既存企業を呼び込むに止まらず、新規ビジネスの創出にも繋がるに違いない。また、県内各市町にも、触発と波及効果をもたらすであろう。 同誌記事を読みながら、まだまだ発展途上である、わが愛媛の明るい未来に思いを巡らせた。