公明党愛媛県本部の議員総会に出席。7月の政治決戦に向けた今月の戦いが打ち出され、完全勝利に向けての意思統一が行われた。あと64日と迫った今回の決戦。公明党が掲げる「未来に責任を持つ政治」を、国という枠組みの中で、大きく前進させるためにも、断固、勝利する以外にない。そのような決意に漲る総会であった。 はてさて、交渉という言葉に頭を巡らせる。ネゴシエーション、つまり、特定の問題について相手と話し合い、ある合意点に達するプロセス全体のことである。政治の世界だけに限らないが、しかし、このスキルは政治家にとって極めて重要だ。腹の探りあい、駆け引き、落としどころを探るといった、言葉にするとマイナスイメージが強い、その種のテクニック。 議員となって、3週間。政治交渉という場面を垣間見る機会が少しづつ増えてきた。党派を超えて、先輩方はみな巧みだ。交渉の一つ一つを野球のピッチャーに例えると、剛速球一本やりから、緩急織り交ぜた多彩な変化球投手への転向が、政治家には求められる。そしてマウンドに立つエースの別名は、タフ・ネゴシエーターであろう。 球拾いの身とはいえ、今の私は、ひたすら新たな球種と投球術のマスターに、全力だ。