今日は「藪入り」。かつて奉公人が一時的に暇を許され、生家に帰ることができた日。奇しくも、しまなみの“因島”で生まれ“伯方島”に育ち“今治”に学んだ私としては、三十余年ぶりに“地元”に帰ることができた感無量の1日となった。 雨天も距離もものともせず駆けつけて頂いた、550名もの支持者の皆様に心より感謝したい。会合終了後は、「誉ちゃんの小さい頃をよく覚えとるよ!」「お母さんは元気?」「私の家は、誉ちゃんの下宿先のすぐ近所よ」など、まるで家族のような励ましが、矢継ぎ早に。 “故郷は遠きにありて想うもの”と詠んだのは室生犀星。普遍の名曲“わが心の故郷ジョージア(Georgia on my mind)”を歌ったのはレイ・チャールズ。 私は、故郷である“しまなみ”を代表して、これからの人生に全身全霊を込めて、愛媛の庶民の壮大なる抒情詩を謳ってまいりたい、そのように決意を新たにさせて頂いた“故郷”での有難い1日となった。