「次に、えひめ就職氷河期世代活躍支援プラットフォームについてお伺いします。 バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に学校卒業期を迎えた、いわゆる就職氷河期世代は、現在30代半ばから40代半ばを迎えていますが、その中には今なお無業の状態、あるいはひきこもりなど社会参加に向けた支援を必要としている状況にあるなど、様々な課題に直面している方が多く、深刻な社会問題となっています。
「初めに、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進についてお伺いします。 大著「歴史の研究」で有名な20世紀の歴史家アーノルド・J・トインビー博士は、「自然環境や社会環境から厳しい“挑戦”を受けた人々が“応戦”に成功した時、新しい文明が生まれる」と論じました。 博士が打ち立てた文明論の核心に照らせば、現在、世界で猛威を振るう新型コロナウイルスに対し、それを乗り越えようと人々が“応戦”に立ち上がるとき、私たちの社会は壮大な進化を遂げるに違いありません。
「(略)県議会では先週、本年の掉尾を飾る12月定例会が開会いたしました。今朝は、初日に上程されました補正予算案の概要等についてご報告させて頂きます。 はじめに中村知事から、新型コロナの猛威によって未曽有の事態に見舞われた本年、3月に初めて感染者が確認されて以降の本県の取り組みを振り返りながら、医療・保健福祉関係者をはじめ県民の皆様に対する感謝が述べられました。
「(略)今朝は、県内で急増する新型コロナウイルスの感染拡大状況と県の動きについてご報告したいと思います。 ご案内の通り、新たな陽性者は3日連続20人超えで過去最多を更新し、先週だけで100人を超え、昨日までの本県の累計数は234人となりました。 県全体で確保しているコロナ患者用のベッド数にはまだ達しておりませんが、松山市内の感染者の大幅な増加によりまして、特に中予地域の受入病床の余裕が日々減少している状況です。
「(略)先週、菅内閣による初めての臨時国会が召集され、与野党による本格的な論戦がスタートいたしました。 衆議院では29日の本会議で、菅総理の所信表明演説に対する各党代表質問が行われ、私ども公明党からは石井幹事長が登壇。 質問の冒頭まず、新政権発足に伴って新たに交わした9項目からなる連立政権合意の実現に向けた取り組みを強く求めました。 これに対し、菅首相は「公明党の意見も踏まえ、与党と調整した上で、実現に向け強力に進めていく」と表明されました。 今朝は、その質疑の主なポイントについてご報告したいと思います。