「(略)県議会では先週、本年の掉尾を飾る12月定例会が開会いたしました。今朝は、初日に上程されました補正予算案の概要等についてご報告させて頂きます。 はじめに中村知事から、新型コロナの猛威によって未曽有の事態に見舞われた本年、3月に初めて感染者が確認されて以降の本県の取り組みを振り返りながら、医療・保健福祉関係者をはじめ県民の皆様に対する感謝が述べられました。
「(略)今朝は、県内で急増する新型コロナウイルスの感染拡大状況と県の動きについてご報告したいと思います。 ご案内の通り、新たな陽性者は3日連続20人超えで過去最多を更新し、先週だけで100人を超え、昨日までの本県の累計数は234人となりました。 県全体で確保しているコロナ患者用のベッド数にはまだ達しておりませんが、松山市内の感染者の大幅な増加によりまして、特に中予地域の受入病床の余裕が日々減少している状況です。
「(略)先週、菅内閣による初めての臨時国会が召集され、与野党による本格的な論戦がスタートいたしました。 衆議院では29日の本会議で、菅総理の所信表明演説に対する各党代表質問が行われ、私ども公明党からは石井幹事長が登壇。 質問の冒頭まず、新政権発足に伴って新たに交わした9項目からなる連立政権合意の実現に向けた取り組みを強く求めました。 これに対し、菅首相は「公明党の意見も踏まえ、与党と調整した上で、実現に向け強力に進めていく」と表明されました。 今朝は、その質疑の主なポイントについてご報告したいと思います。
「(略)国では本日、臨時国会が召集され、菅総理による就任後初の所信表明演説が行われます。 報道によりますと、規制改革の推進をはじめ、新型コロナの感染防止と社会経済活動の再開による経済の回復等の方向性が示されておりますが、それに加え「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」ことをめざす方針が掲げられる予定とのことです。 国はこれまで、排出ゼロ実現の時期については明示しておりませんでしたが、一歩踏み込んだ形の発言であり、国際社会に強いインパクトを与えています。 折しも、先週、県議会・環境保健福祉委員会にて「地球温暖化対策」を議題に活発な論戦があったばかりであり、今朝はその質疑も踏まえ「地球温暖化対策」についてご報告したいと思います。
「(略)若者のワンストップ就職相談窓口「ジョブカフェ愛ワーク」が先月、銀天街に移転リニューアルいたしました。今朝はその概要についてご報告したいと思います。 現在、全国に展開する「ジョブカフェ」は、バブル崩壊後の1990年代後半から2000年代前半にかけて、高校・大学を卒業したものの就職難に直面した若者たち、いわゆる“就職氷河期世代”が極めて深刻な社会問題となる中、私ども公明党の提唱で2004年度から全国に導入されました。