AM9:00。 激しい豪雨の中、開催された 平成22年度重信川水防演習に、出席。 実際、水防任務にあたる際は、 緊急性等、これ以上の困難が伴うことを想定すると、 この豪雨はまさに、演習日和、 といえよう。 私たちもずぶ濡れになりながら。 参加機関各位の、 真剣勝負ともいうべき一挙手一投足を、 心から敬意を表しつつ、見学させて頂く。 そして、 備えこそ肝心、なのは決して防災だけではなく、 人生や生活万般に通じるセオリー、と捉えたい。 演習を通して。 防災に限らず、いざという時。 自助・共助・公助がベストミックスで機能し、 最大の効果を発揮するように備えることこそ、 一にかかって政治の重要な役割である、 ということを、心に刻む思いで学ばせて頂いた。 今後の議会活動に生かしてまいりたい、と思う。 末尾ながら、 土砂降りの中、準備運営に当たられました 関係各位に心より感謝申し上げます。 本日は、誠に有難うございました。
平成20年度決算特別委員会の、現地視察。 一行がまず訪れたのは、 総合福祉施設「ほほえみの里」(東温市)。 社会福祉法人愛媛県社会福祉事業団が 運営する同施設は、 主として身体障がい者の方々が利用される 「しげのぶ清流園」と、 同じく知的障がい者の方々が利用される 「しげのぶ清愛園」を、 障害者自立支援法に基づく 障がい者支援施設として合築整備し、 本年3月に落成したばかりの併設施設、 である。 概要説明・質疑の後、 施設内外にわたり視察させて頂いたが、 設備も香りも雰囲気も、至るところ、 真新しさが感じられ、何より、 快活な入所者・利用者の笑顔と挨拶が、 ひときわ印象に残った。 次に一行が向かったのは、 愛媛県松山発電工水管理事務所(松山市)。 道前道後平野水利総合開発事業の一環として、 面河ダムからのかんがい用水・工業用水の供給、 及び、その導水途中で行われる水力発電等、 また、肱川総合開発事業の一環として行われる、 肱川域の治水対策と水力発電の遠隔監視制御等、 を同時に総合的に運用管理する拠点、といえる。 そうした概要と施設の説明を伺いながら、 いわゆる縁の下のチカラ、 ともいうべき関係者のご努力とご労苦の一端に 触れる思いがした。 あらためて皆様に敬意を表したいと思うし、 今回の特別委員会を通して、視察を経て、 また新たな知見を得たことにも感謝したい。 しっかりと。 今後の県政に反映してまいりたい、と思う。 ��S 視察にご対応頂きました関係各位に 心より御礼申し上げます。 本日は誠にありがとうございました。
午前、松山市役所にて公務。 午後、県庁にて 一連の水問題をはじめ、部局折衝。 夜、中予地区二輪車販売店協会様の 通常総会に参加させて頂く。 さて、先日の県内視察の続きだが。 まず。 6/2に訪れた2か所目は、 内子町・上芳我家住宅。 ご承知の通り同住宅は、国の重要文化財で その建築年は、明治27年。 ということだから、今から115年前、 ちょうど日清戦争が始まった年、だ。 目の前の、 その大黒柱1本、梁1つには、 以降、 日本が経験した3度の戦争を それぞれの時代の人々とともに、 風雪とともに耐え、 今に至った歴史と記憶が、 刻まれているに、違いない。 その重みを後世に伝えるため、 重要文化財保存修理事業により、 2007年から4年間、 総事業費3億5,000万円をかけて、 耐震補強・復元工事が行なわれていた。 復元だから、解体した1つ1つの部材を、 失ったり損なったりしないよう管理し、 傷んだ箇所はなるべく当時の方式で修復し、 耐震補強を図った上で、再度、元に戻すという、 説明を伺っただけで気の遠くなる作業、だ。 その、上芳我家は、 木蝋で財を成した豪商・本芳我家の、分家筋。 約3,600㎡という広大な敷地には、 往時の面影とともに、 贅を尽くした生活がうかがえるほか、 木蝋生産工場としての機能的な構造が、 用具などとともに詳しく保存されている、とのこと。 今後、八日市・護国の町並みを核とした、 内子町の更なるまちおこしに、大いに期待したい。 次に向かったのは、八幡浜警察署で、 経年32年というその耐震状況等を、視察。 耐震化にかかる費用を確認すると、 耐震調査に254万円、 耐震新築すれば建物代だけで10~15億円、とのこと。 本県の財政事情を考えると、 学校耐震化を優先せざるを得ない状況もあり、 同署の至るところのひび割れを見るにつけ、 実に悩ましい問題、と痛感するばかりであった。 かくして、宿泊先の宇和島市へ。 視察の2日目は、ご当地の地域課題について、 だが、又あらためさせて頂くこととしたい。 ��写真は、本日の、 中四地区二輪車販売店協会様会合でのご挨拶) PS 本日、お招き頂きました中四地区二輪車販売店協会 上野会長様はじめ皆様には誠に有難うございました。 今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。
午前、政務。 午後、葬儀参列後、森松団地へ。 到着したのは、 松山市の上水道から 仮設受水槽に水を引き込んで、 それをポンプで高架タンクに汲み上げ、 夕方から各戸で水が出るようになるその直前、 という非常に慌ただしい場面、であった。 担当職員総出で、あちこち必死で、 高層階、高齢者の入居者等に対する 給水や運搬などサポートが行われていた。 職員各位にお礼を述べるとともに、 入居者の方々を、回らせて頂いた。 ご心配とご不便の段をお詫びしながら、 それぞれ水回りの状況も、見させて頂いた。 蛇口をひねると、 まだ1滴の水も、出なかった。 部屋いっぱいのポリタンクとペットボトルが、 目に痛々しかった。 急がねば、ならない。 と、この2日間でわかってきたことは。 同団地付近の 南高井観測井のデータによると、 地下水の水位は、1994年の大渇水時よりも さらに下がっているということ、だ。 また、1994年時は約1ヶ月で元の水位を 回復したが、今回はどうなのか。 暫定措置とはいえ、 新たに発生する上水費用はどうするのか、 松山市では渇水対策本部が立ち上がる気配だが、 市全域で断水が生じた場合の対策はどうか、 お隣の香川県でも、吉野川を擁する徳島県でも、 渇水対策本部が立ち上がったが、国の対策はどうか、 など、幅広い対応が求められるのは必然で、 あらためて水問題の大きさを痛感、している。 ちなみに気象庁では、昨年から高知沖上空で、 人口的に雨を降らせる実験を行っているという。 その他にも、 海水淡水化といった技術の問題や、 過不足地域に対するシェア といったエモーショナルな問題を含め、 もはや、4県共同による、 四国・水戦略事業を立ち上げる時代に入った、 と思うのは私だけだろうか。 まずは、私に課された目の前の すぐやるべきことに専念、だ。 PS 県内視察の報告は、後日あらためてとさせて頂き、 宇和島の牛鬼(写真)だけ、先に貼らせて頂きます。
昨日今日の、2日間。 本年度私が所属する総務企画委員会と、 昨年度まで所属した文教警察委員会の、 合同県内視察。 で、昨日は、 交通管制センター(松山市)、上芳我家住宅(内子町)、 八幡浜警察署(八幡浜市)、の3か所を、 そして、本日は、 南予地方局(宇和島市)、きさいや広場(宇和島市)、 三間高等学校(宇和島市)、の3か所を、訪ねた。 全部綴ると、とてつもなく長くなるに違いない。 ので、まず、交通管制センターについて。 若草町にある同センターは、 ズバリ、 信号機をはじめ、感知機とか、 交通管制諸施設を制御して、 県下の交通が、よりスムーズに流れるよう コントロールする基地、だ。 部屋の壁いっぱいに配置された、 本県全域パネルと大小多数のモニターには、 まさに全県交通状況が一目瞭然、 で、 渋滞状況や主要交差点状況が、 リアルタイムで、映し出されていた。 ちなみに、 本県全体の信号機設置数は1,885か所、だそうだ。 その内、主要783機を、 同センターで集中管理しているとのことが、 考えてみると、 急な自然災害による道路の不通や迂回、 あるいは大規模事故や想定外の渋滞など、 突然発生した交通障害に対する解は、 どのように導き出されるのだろう。 隣室の巨大コンピュータが、 その高度な副次方程式を読み解くのだろうけれど、 結局、最初と最後は人間の判断、 と考えると、 24時間油断を許されないその職務の重要性に、 あらためて敬意の念が込み上げてくる。 なお、 信号機1機の導入費は約400万円で、 その電気代は年間約2億円、とのこと。 当たり前と感じる公共サービスにも、 当たり前ながらコストがかかっている、 ということを、あらためて気づかされる。 現在、県警では、 めざせ!アンダー80と銘打ち、 年間の交通事故による死者数を、 80人未満に抑止することを目標に、 取り組みを進めている。 昨年度は82人。 と、55年ぶりに90人を下回ったが、 本年はそれ以上の抑止をめざしている、のだ。 私も、昨年の文教警察委員会では、 さまざま提言をさせて頂いたが、 引き続き、さらなる交通安全の実現に向けて 取り組んでまいりたい。 さて、交通管制センター視察を終え、 次に向かったのは、内子町の上芳我家住宅。 と、そろそろ、紙面も尽き。 あらためてのご報告とさせて頂きたい。