今治市の山林火災の発生から5日目。
火の勢いの弱まりと鎮圧が伺えそうなフェイズを見守りながら本日、山本ひろし参議院議員、原田大二郎党青年局次長、渡部ゆたか今治市議とともに被災地を視察しました。
早朝、徳永市長にお会いし、市職員のご案内で長沢、唐子台、朝倉、桜井、郷桜井など8か所で、住民、消防、市職員、避難所運営者、介護施設関係者などからお話を伺いました。
目前に迫る炎に「地獄の光景。生きた心地がしなかった」
たえず飛んでくる火の粉に「味わったことのない恐怖に足の震えが止まらなかった」
など、山林火災の凄まじさ、特に飛び火の恐ろしさについて、数々の証言に触れ胸が締めつけられる思いとともに、全焼した倉庫、黒焦げになった山肌、ねじ曲がった鉄骨など、焦げ臭さとともに焼け跡に残された惨状に言葉を失いました。
そうした中、不眠不休で消火活動に当たってくださっている消防、警察、自衛隊、自治体職員など関係者の皆様から命がけのこの間の取組みの一端をお聞きしましたが、ただただ感謝の気持ちで一杯です。心から敬意を表したいと思います。
また、避難の声かけや安否確認、バケツリレーなど的確な対応をされた自治会はじめコミュニティの取組みに心から感動しました。
信頼と絆なくして地域防災力の向上なし、会話と交流といった日頃の積み重ね、まさに小事こそ大事ということを住民の皆様から教わりました。
午後から雨が降り始めたようですが、予報では今晩から明日にかけてまとまった雨が期待されそうです。
1日も早い鎮圧を祈りますとともに、鎮火後は復旧復興や生活再建に向けた様々な支援が求められます。本格的な政治と行政の出番です。
本日頂いたご意見ご要望や刻々と変化する現場ニーズに寄り添いながら、被災地域の皆様が安心して暮らせる日常を1日も早く取り戻すことができるよう全力を尽くしてまいります。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 20:48