総務企画委員会の県外視察初日は、山梨県庁を訪問。
松山空港を9:30に出発し16:00に山梨県庁に到着という移動時間の長さにまず驚きです。
地方から地方に移動する際の利便性の問題は、それをハンデと取るか逆手に取るか、地方創生を実現する1つのカギになると感じました。
さて、山梨県庁では豊かさ共創スリーアップ推進宣言の取組みについて学びました。
県内企業の労使が共益関係を育む中で、①働き手がスキルアップすることにより、②企業収益がアップし、③それが賃金アップにつながるという“スリーアップ”の好循環を広く波及する“スリーアップ運動”を展開することにより地域経済の活性化やさらなる発展をめざす取組みで、そのエンジンとなるのは、山梨県が県内企業で働く人材の学ぶ場として立ち上げた “やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ(CUU)”です。
こちらでは多くの企業から募った人材に対し、未来を切り拓くための実践的な講座の提供やキャリアプランの検討、学んだスキルの実践への支援を行います。
2023年度から集中的な3年計画でスタートし、成果はこれからというところですが、労働力不足や物価高を上回る賃上げ、生産性の向上と企業の収益向上など、県として抱える課題の多くは共通しており大変参考になりました。
本日得た知見を本県の働き方改革に、さらには地方創生の実現につなげてまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 20:09