視察2日目は、総務企画委員会として「登尾鉄工株式会社」様を訪問しました。
【登尾鉄工株式会社】
〇1961年創業以来、鉄骨建築や鉄骨構造物の加工・組立等により数多くの施工実績を有する
〇昨年度、トライアングルエヒメ推進事業実装パートナーとしてモノづくり現場において自発的にIT技術を活用し課題を解決する「現場に精通したデジタル人材」を育成し注目を集める
〇日常業務における課題解決を図りたくても、外部にアプリを発注すると時間も費用もかかり、このことが中小企業におけるDXの導入や推進の足かせの一つとなっているが、同社では日頃現場で抱える課題を解決するアプリを社内で8名のプロジェクトチームを構成しながら開発・実装し、業務改善や効率化に取り組んでいる
〇社員自らアプリを作成することから、より現場の課題に合った解決策が図れることや当事者意識・習熟度の向上、さらには様々な部署から「このようなアプリを作ってほしい」との依頼によりプロジェクトチームのモチベーションも高まっている
視察を終え強く印象に残ったのは、若手幹部及びPTのリーダーシップによる情熱と勢いです。
中村知事が日頃から言われるように、県内企業の実需と販路拡大のための補助エンジンを標榜する愛媛県として令和4年度にスタートした「トライアングルエヒメ推進事業」は極めて期待が高く、登尾鉄工株式会社様を始めとする素晴らしいケーススタディを横展開し、県内の多くの中小企業でDX導入が広がるよう注視するとともにしっかり後押しをしてまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 20:37