本日は、釜山市内3カ所にて表敬訪問と意見交換を行いました。以下はその主な内容です。
【エアプサン】
〇エアプサン社マ・ホジン本部長から昨年11月の就航に対する愛媛県の支援に対する謝意が述べられ、釜山ではゴルフ需要が非常に高く、そういった層からは空港からゴルフ場が近くて一気に回れる松山市は特に若者を中心に人気が高く、観光面でも道後温泉はじめ市内中心部にいろんな魅力があふれているとの認識が示されました。
〇愛媛・松山のイメージは「釜山から3-4泊サイズで堪能できるまち」と。空港から市内へのシャトルバスがあり、市内のお店で使える無料クーポンが便利で、料理もとてもおいしかったことが強く印象に残っていて、ショッピングできる場所が増えたり大型免税店があればさらにうれしいとの期待も寄せられました。
〇路線を長期的に維持していくためには、松山からのアウトバウンド利用に力を入れることが重要で、現在の9:1(路線の利用割合で韓国人が9割、日本人が1割の意)から理想的な5:5を目指し互いに努力することが求められるとして、マスメディアやSNS等を通じたPR強化やグラハン費用の軽減、松山空港国際線カウンターの拡充(★)、免税店の拡大と大規模化などの課題が挙げられました。
★に関する2/2の県議会観光スポーツ文教警察委員会の視察の様子が“南海放送ニュースチャンネル4”で取り上げられました。
【釜山市観光協会】
〇イ・テソプ会長から、トップセールスで初めてお会いした中村知事の熱情に驚くとともに、これほど早く路線就航が実現したのは知事の交渉力によるところ大との話あり。
〇釜山市民にとって愛媛も四国もほとんど知られていないが、それは直行便がなかったから。せっかく“道”ができたのだから、今後は互いをもっとよく知り理解を深める努力が大切。その意味では、議連視察の中に釜山の観光地が入っていないのは残念。もっとも大事な点は、観光振興のリーダー自身が実際に観光地を体験することだとの指摘あり。
〇その他、コロナ禍での人手不足や政府へのビザ要件緩和要請、松山空港利用時の改善要望、釜山市での愛媛PR強化、愛媛県観光物産協会と釜山広域市観光協会の友好協定に対する財政支援の強化、10月の釜山国際映画祭やドラマロケ地のPR、コスメ・ファッション・キムチづくり体験など釜山が持つ魅力のさらなるPRなどの要望が寄せられました。
【釜山広域市議会】
〇アン・ソンミン議長から歓迎のあいさつ。愛媛といえば“みかん”、“みかん蛇口”くらいしか印象がないが、それはこれまで直行便がなく実際に訪問したことがないためであり、今後は路線ができたので議会としても大いに交流し関係を深めたいとの意向が示されました。
〇そのためにも皆さんが率先して釜山のメディアに出演し愛媛をPRしてはどうかとの提案あり。
〇釜山は800年前から日本との交流がある世界に開かれた都市であり、国や人種に隔てなく快いおもてなしができる都市であり、誰もが楽しめる都市であるとのアピールがありました。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 20:46