「皆さん、介助犬のお仕事、知ってますか?」
そうした認知と理解を広げようと本日、四国キャラバンで県庁を表敬された日本介助犬協会・Dog for Life Japanの方々に同席し、「介助犬」の活動について学ばせて頂きました。
障がいのある方のお手伝いをするように訓練された「補助犬」には3つのタイプがあります。
手や足に障がいがある方をサポートするのが「介助犬」
耳の障がいがある方をサポートするのが「聴導犬」
目に障がいがある方をサポートするのが「盲導犬」で
今日は「介助犬」のピトくんと「聴導犬」のエマちゃんが、私たちの前で実際に介助を実演してくれました。
ピトくんは、口を上手に使って車いすに乗った人の靴と靴下を脱がしたり、部屋のどこかで落としたケータイを見つけて届けてくれました。
エマちゃんは、玄関のチャイムや警報機の音が鳴ると、誰か来たよ、火事だよ、と聴覚障がいの方に知らせてくれました。
思わず会場から大きな拍手が起きましたが、介助犬にとっては周囲から褒められることが日々の活動のモチベーションにつながるそうです。(思わず、私も同じと頷いてしまいました)
面談では、同席者の一人から「介助犬が来てくれて私の生活が変わり、世界が変わった」との感謝が述べられましたが、「介助犬」というパートナーがある生活のことを「知る」と「知らない」でこんなふうに価値観が変わることを、目から鱗の思いで実感いたしました。
障がいのある1人でも多くの方々に希望を届け、社会参加と自立をサポートする「補助犬」への理解と協力が、本県各地にもっともっと広がるよう、私自身しっかり取り組んでまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 13:54