「(略)ご案内の通り、国の方針によりゴールデンウィーク明けの5/8から、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行されます。
これに伴う対応等について先週、中村知事から臨時記者会見がありましたので、今朝はその概要についてご報告したいと思います。
まず、新型コロナに感染した場合の外来受診についてです。
発熱等の症状があり、外来を受診する場合は、医療機関に連絡の上、マスクを着用して受診して頂きます。
受診可能な医療機関は県のホームページに掲載予定ですが、受診先が不明な場合は県受診相談センター(24時間対応(土日祝含) 089-909-3483)に電話を頂く最寄りの病院等がご案内頂けます。
その際の検査費を含む医療費は、他の疾患と同様に保険診療となりますが、新型コロナの治療薬は当面9月末まで全額公費負担となります。
そして受診後、医師から新型コロナと診断されたら、その指示に従って自宅で療養して頂きます。
また、同居のご家族等につきましては、これまで実施していた濃厚接触者として特定することはなくなり、又、保健所による健康観察や自宅療養者医療相談センターも終了となります。
自宅療養中に体調が悪化した場合は、診療時間中であれば受診した医療機関に電話をして頂くか、24時間対応の受診相談センター(089-909-3483)に連絡をお願いいたします。
但し、症状が重い時は躊躇せず、救急車を要請してください。
次に、受診後、医師が必要と判断したら入院となりますが、入院先は診断した医療機関が調整し、保健所からの連絡等はございません。
コロナ治療費による入院医療費は、当面9月末まで高額療養費 の自己負担限度額から最大2万円減額措置されます。
次に、5類移行後のワクチン接種についてです。
今年度のスケジュールは、高齢者、基礎疾患を有する方、医療従事者等は 「5月8日から8月」と「9月以降」の年2回接種を予定しています。
小児(5~11歳)はいつでも、その他の方(12歳以上)は9月以降接種可能となり、今年度はいずれも接種費用の自己負担はありません。
ワクチン接種が可能な方はぜひ接種をご検討ください。
なお、詳しいスケジュールは市町によって異なりますので、それぞれのホームページをご確認ください。
今回の5類移行により、コロナ対策は、これまでのような法律に基づく対策や措置、感染動向に応じた注意喚起や、県の対策本部や警戒レベルの設定が終了となり、個人の自主的な取組みを基本とする方向へと大きく変わります。
最後に、知事から県民の皆様へといたしまして、
〇定期的な換気やこまめな手洗い、咳エチケットなど、基本的な感染対策の日常化を!
〇効果的な場面でのマスク着用を!(特に、医療機関や高齢者施設の訪問時には、マスク着用を含め施設管理者が求める感染対策へのご協力)
〇高齢者等の重症化リスクが高い方は流行時には人混みを避け、マスクを着用するなど感染回避行動の継続を!
とのお願いがございました。
今朝は、5/8からの新型コロナ「5類」移行に伴う対応についてご報告させて頂きました。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 09:23