視察2日目の本日は、佐賀県武雄市に来ています。
午前は武雄市庁舎にて、本年春にオープン予定の「武雄温泉保養村キャンプ場等整備事業」について学びました。
本事業は、施設の老朽化や観光ニーズとのギャップといった課題を解決するため、民間活力を活かし、フランピングやヨガ、ボルダリングのアクティビティ施設等を整備するもので、完成の際には防災拠点としての機能も備わるそうです。
西九州新幹線導入を機に、国内はもとより韓国、台湾、香港などのインバウンド需要の掘り起こしを目指します。開業後の賑わいに今から期待が高まります。
午後は、「六角川水系流域治水プロジェクト」について座学と2か所の現場視察を行いました。
六角川水系は流域の約6割が低い平地で勾配がほとんどないため、大雨時に洪水や内水氾濫などの被害が頻繁に発生する地域特性を持っています。
流域を共有する官民で構成する協議会を中心に重層的な整備が進められている様子を現場で確認することができました。とにかくスケールの大きさに圧倒されました。
得られた知見を、本県での防災減災対策の拡充強化に繋がるよう取り組んでまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 21:36