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愛媛県では、毎年12/10～16の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の期間中に、県・市町・関係団体の皆様とともに、県民の意識啓発を図るための研修会を開催しています。

本日は、松山市総合コミュニティセンターにて「拉致問題を考える研修会」が開催され、愛媛拉致議連の一員として出席しました。

冒頭、拉致被害者である蓮池薫さんから「今、拉致問題を考える～急変する朝鮮半島情勢のなかで～」と題した講演がありました。

ご自身が大学3年の時にどのように拉致され、

北朝鮮でどのような活動を余儀なくされ、

帰国後どのような思いで過ごされてきたかを

ありのまま切々と訴えられ、胸を締め付けられる思いがしました。

お話の中で、私の心に深く突き刺さったのは、

「拉致問題の解決には期限がある。

それは“被害者の親御さんが生きている間”という限られた時間だ。

それまでにすべての拉致被害者を取り戻し、この問題を何としても解決させなければならない。」

心の底から振り絞るような蓮池さんの言葉でした。

本県の特定失踪者である大政由美さん（伊予市出身）、二宮喜一さん（八幡浜市出身）、山下綾子さん（今治市出身）を含め、

“限られた時間”の意味を心しながら、全員救出に向けた努力を、微力ですが捧げてまいりたいと思います。

★北朝鮮による日本人拉致問題（愛媛県ホームページより）