昨日の記者会見で中村知事は、新型コロナに関する警戒レベルについて、これまでの「感染警戒期」から「特別警戒期間」に引き上げることを発表しました。会見のポイントは以下の通りです。
●今回の引き上げは、年末年始に向けて全国的に人の移動や接触機会が増加する中で、先手を打って、第8波で懸念される感染の急増と医療負荷の増大に備えるものであり、医療・検査体制の強化を図るとともに、県民の皆様に感染対策の実践と注意を呼び掛けるもので、特に4ケタが続く最近の感染拡大動向と医療の状況を踏まえ、医療・検査体制を強化するために3つの対策を実施する
●1点目は病床の拡充、2点目は(特に年末年始における)発熱外来の体制確保、3点目は高齢者施設等職員の集中的検査の拡大(詳しくはこちらをご覧ください)
⇒その上で、県民の皆様に3つのことを呼びかけたいとしています。
◎県民の皆様への呼びかけの1点目は「感染回避行動の徹底」です。
⇒冬場は寒いですからどうしても換気がおろそかになりがちですが、暖房使用中でも工夫をしながら定期的な換気を習慣化して頂ければと思います。
◎2点目は「ワクチン接種のお願い」です。
⇒年代にかかわらず、また、夏に接種頂いた方や過去に感染した方も、可能な方は遅くとも年内にオミクロン株対応ワクチンを接種頂けたらと思います。
◎3点目は「医療機関の適正受診についてのお願い」です。
⇒高齢者や小さいお子さんや基礎疾患のある方は、早期の受診が大事です。こうしたリスクの高い方々の医療アクセスの確保のために、重症化リスクが低く症状が軽い場合は平日や日中の受診をお願いいたしますとともに、自己検査も積極的に活用して頂ければと思います。
以上が「特別警戒期間」における対策の主な内容と県民の皆様へのお願いです。
ウィズコロナ社会において、医療ひっ迫を招くことなく社会経済活動を回していくためには、基本的感染対策を日々しっかりと守って行動することが重要です。
すべての県民の皆様がつつがなく年末年始を迎えられますよう、ぜひ「特別警戒期間」に対するご理解とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願いいたします。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 13:12