「(略)マイナンバーカードを取得すると最大24,000ポイントが付与される「愛媛県版マイナポイント」事業の申請期限が12月末と迫ってまいりました。
おかげさまで順調な取得の進展とともに、県ではこの間、マイナンバーカードと健康保険証との一体化に関するご質問やお問い合わせを頂く機会が増えたため、国による主なQ&Aをホームページに掲載いたしました。今朝はその一部をご紹介したいと思います。
初めに、「マイナンバーカードと健康保険証を一体化し、紙の健康保険証を2024年秋をメドに廃止すると聞いた。マイナンバーカードの取得は任意だと思っていたが、必ず作らなければいけないのか?」とのご質問です。
これに対し国からは、「マイナンバーカードは国民の申請に基づき交付されるもので、この点を変更するものではなく、今までと変わりなく保険診療を受けることができる」とのことで、
「カード1枚で受診でき、診療記録などをその場で引き出すことができるようになり、データに基づく“より良い医療”が受けられるようになるため、デジタル庁・総務省を中心に、すべての方々がマイナンバーカードを持ちうるよう努めていく」とし、
「紛失などの事情により、手元にマイナンバーカードがない方々が保険診療等を受ける際の手続については、今後、関係府省と検討を進める」としています。
次に、「マイナンバーカードと健康保険証を一体化し、紙の健康保険証について2024年秋をめどに廃止すると聞いたが、マイナンバーカードを健康保険証として使える医療機関は少なく、大丈夫なのか。また、従来の健康保険証よりも診療報酬が高くなると聞いたが本当か?」とのご質問です。
これに対しては、「現在、保険証利用に必要な顔認証付きカードリーダー等(オンライン資格確認等システム)の設置が進んでおり、来年4月からは、全ての医療機関・薬局において、マイナンバーカード保険証を利用して受診ができるようになる」とのことで、
「医療機関で、マイナンバーカードを保険証利用した場合の自己負担額は初診料で6円、従来の保険証で受診した場合等は初診料12円の負担となり、マイナンバーカード保険証を利用した方の費用負担が余計にかかるということはありません」とのことです。
次に、「マイナンバーカードは、当初「他人に見せないようにし、大切に保管しましょう」と聞いたが、持ち歩いても大丈夫なのか?」とのご質問です。
国からは、「今後、マイナンバーカードを利用する便利なサービスが増えていきますので、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどと同様に持ち歩いて使ってください」とのことで、「万一落としたり無くしたりした場合は、24時間365日フリーダイヤル( 0120-95-0178 )で受け付けておりますので、利用を一時停止してください」とのことです。
次に、「マイナンバーカードを落とすと、ICチップに入っている税や年金、医療などのさまざまな情報が流出するので不安だ」とのご意見です。
これに対しては、「マイナンバーカードのICチップには、そもそも、税や年金、医療などに関する情報は記録されていない」とのことで、
「マイナンバーカードのICチップに記録されているのは、券面に記載されている氏名・住所・生年月日・性別と顔写真、マイナンバー、電子証明書、住民票コードのみで、落としたマイナンバーカードを取得した人がいても、ご本人以外は、税や年金、医療などの個人情報を引き出すことはできず、ICチップから不正に情報を読み出そうとすると、ICチップが自動的に壊れて、読み出せなくなる仕組みとなっていますのでご安心ください」とのことです。
最後に、「マイナンバーカードから、マイナンバーに紐付けられた自分の個人情報が流れ出ることはないのか?」とのご質問です。
国からは、「マイナンバーを利用して個人情報を見ることができるのは、それぞれの手続きを行う行政職員しかおりません」、また、「行政職員であっても、見ることができるのは“自分の担当する業務に関する個人情報のみ”で、“当該業務に関係のない情報は見ることができない”仕組みとなっている」とのことです。
なお、業務上の必要性から行政機関の間であなたの情報のやり取りがあった場合は、マイナポータルのご自身のサイトから、やり取りの内容を全て確認できますのでご安心ください」とのことでございます。
今朝は、マイナンバーカードと健康保険証との一体化に関する主なQ&Aについてご報告させて頂きました。
冒頭で申しました通り、最大24,000ポイントが付与される「愛媛県版マイナポイント」事業の申請期限が12月末と迫ってまいりました。
まだ取得されていない方はぜひこの機会をご利用頂ければと思います。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 09:58