本日は、第22回都道府県議会議員研究交流大会にオンライン参加しました。
この大会は、コロナ禍以前は専ら上京してのリアル参加でしたが、かかる費用や時間を考えると今の便利さは圧倒的です。
“ペストは近代の陣痛”、“”コレラは衛生の母”といわれるように、世界はパンデミックを克服するごとに大きな変革を遂げ、新たな社会を現出してきましたが、政治は今、コロナ後を見据えた取組みが求められています。(*2020年12月定例会「DXの推進について」より)
その意味で今回の大会は、時宜に叶ったテーマが満載でした。
はじめに、内閣官房参与の山崎史郎氏から“全世代型社会保障について”と題して基調講演が行われました。
山崎氏は「人口戦略法案」の著者でご存知の方も多いかと思いますが、私も強烈なインパクトを受けた一人です。
国の社会保障政策は、絶えず変化する私たちの暮らしや社会経済に応じて不断の見直しが行われてきましたが、
2020年代から国の人口構造が大変動期を迎える中、山崎氏の結論は、
「社会保障政策を改革することで、社会を変容させていく」ことが非常に重要ではないかというものでありました。
主に、人口減少問題を中心としたレクチャでしたが、この「人口減少」という問題については、根拠なき「楽観論」も「悲観論」も避け、正確に理解することが大事であるという前提から始まった、あっという間の1時間30分でした。しっかりと今後の議員活動に活かしてまいります。
*54ページと分厚い資料ですが、ご興味ある方はぜひご参照ください。
⇒★全世代型社会保障について(内閣官房参与:山崎史郎氏)
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 09:32