「新年明けましておめでとうございます。公明党・愛媛県議会議員の木村ほまれでございます。
皆様におかれましては、恙なく新年をお迎えになられたこととお慶びを申し上げます。
そしてまずもって、年末年始返上で感染拡大の最前線に身を置かれておられる医療・介護従事者をはじめ、全てのエッセンシャルワーカーの皆様に、心から感謝申し上げます。
また、本日から仕事始めということで、この1年が皆様にとりまして実りある素晴らしい年となりますよう、新型コロナの1日も早い収束と、閉塞から安穏へ、1日も早く笑顔を取り戻せますよう、心からお祈り申し上げたいと思います。
ご案内の通り昨年は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、私たちの暮らしは未曽有の困難に直面いたしました。
職場や学校、地域など、これまで当たり前であったことが、決して当たり前ではなく、かけがえのないものなのだということを痛感させられた年となりました。
そうしたコロナ禍の中、私も微力ながら県下を奔走し、国会議員を通じた国への申し入れや県議会での提言など、皆様のご要望の実現に全力で取り組んでまいりました。
例えば、持続化給付金制度であります。
この制度は、前年と比べて売上高が1か月でも半分以下に減少した場合に、中小企業に最大200万円、フリーランスを含む個人事業主に最大100万円を給付する制度ですが、ある日、県内在住のフリーランスの方から私あてに1本のメールを頂きました。
そこには、「事業収入の認定について個人事業の実態とかなり乖離した部分があり、本来救済されるべきフリーランスの一部の方々が救われない制度となっている」との指摘が書かれてありました。
早速調査したところ、正にご指摘の通りであり、当時のわが党の石田政調会長を通じて国会で取り上げて頂き、その後、すべてのフリーランスの方が恩恵を受けられるよう制度の改善を実現することができました。
また、自粛期間中、飲食業界の方々の声を実現したのが、家賃支援給付金です。
条件を満たした中小企業に月50万円、個人事業主に月25万円を上限に半年間、給付金が支給される制度で、なかなか光が見えない中にあって全国に希望を広げました。
このように地元の皆様の声を国に繋ぎ形にできた支援策のほか、県におきましても中村知事を先頭に、えひめ版協力金パッケージなど本県独自の対策が1年を通して切れ目なく実行されました。
私も、週明けのご当地での県政報告を通して、又、ブログ等を通じて、様々な支援メニューをアピールし、多くの皆様にご活用を頂きました。
そのたびに、先行き不透明な中、助かったよ、元気が出た、等いろんなお喜びの声を頂戴しましたが、
昨年は、コロナ禍における皆様の切実なお声をしっかり受け止め、調査と研鑽を深め、対策を模索していく、そのことを1つ1つ誠実に繰り返していく1年でありました。
そうした取り組みを軸に、私は、県議会の定例会では、コロナ禍で当面する諸課題やコロナ後を見据えたビジョンを提言いたしますとともに、
所属する環境保健福祉委員会におきましても、医療・福祉をはじめ、暮らしや地域経済、防災減災などを中心に、現場の実態を踏まえた提言を重ねてまいりました。
本年もそうした基本を、そして、小さな声を聴く公明党としての姿勢を愚直に貫いてまいりたいと思います。
週明けにご当地をお借りして行っております県政報告も今年で7年目となりますが、議員活動の原点として、引き続き誠実に取り組んでまいりたいと思います。
そして、新型コロナウイルスの1日も早い収束と社会・経済活動の回復を実現できるよう、公明党の持ち味である国と地方のネットワークを生かしながら、私自身、全力を尽くしてまいる所存でございます。
皆様におかれましては、本年、2021年も引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願いを申し上げ、私の年頭にあたりましてのご挨拶とさせて頂きます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 10:56