「(略)愛媛県では先週、県内在住の19歳から74歳までの国民健康保険の加入者(約35万人)を対象に、楽しみながら健康づくりを行うスマートヘルスケア推進事業を開始しました。今朝はこのことについてご報告したいと思います。
本事業は、利用者に生活習慣の改善や自発的な健康づくりの取組みを促しながら健康寿命の延伸や医療費の適正化を図ることを目的とし、愛媛県とDeSCヘルスケア株式会社(DeNAの子会社)によるスマホ用健康管理アプリ「kencom」を活用した「健康づくりを支援する事業」です。
実は、本県の男性の健康寿命は全国ワースト2位であり、また、国民健康保険の特定健診受診率は男女計30.6%で全国41位という非常に不本意な現状となっております。
私は3年前の2月定例会でこの問題について取り上げ、
「健康寿命を延ばすフレイル対策として、愛媛県ならではの魅力的なインセンティブを開発し、官民挙げた県民総ぐるみのスキームを構築しながら、誰もが簡単に楽しく自然と健康になっていける取り組みを進めてほしい」
と訴えましたが、今回の事業は有難いことに、その提言が実を結んだものであり、本県の健康寿命の延伸に向けて重要な一歩が踏み出せたものと心から喜ばしく感じております。関係者のご尽力に敬意を表したいと思います。
さて、その健康管理アプリ「kencom」ですが、例えば、ご自身のスマホで特定健康診査(40歳~74歳の方対象)の健診結果を見ることや歩数の記録ができたり、利用する都度もらえる「みきゃん健康ポイント」を貯めて商品などと交換することができます。
ポイントは、アプリにログインすると1日2pt、歩数8000歩以上を記録すると1日10pt、体重を記録すると1日3ptという風に、アプリを利用するたびに貯めることができ、貯まったポイントは、アマゾンやナナコなどの電子ギフトや景品と交換することができますので、健康づくりを頑張れば頑張るほど得した気分が味わえます。
そこで県では、先週から、健康管理アプリ「kencom」の登録キャンペーンをスタートいたしました。
アプリ登録先着5,000名様に、2,000円相当のポイントがプレゼントされますので、ぜひこの機会に、ご自身の健康づくりとしてご利用頂ければと思います。
本日は、楽しみながら健康づくりを行う県のスマートヘルスケア推進事業についてご報告させて頂きました。
いよいよ本年も、あと10日。年末も押し迫り、とても慌ただしい1週間になると思いますが、皆様、体調にも新型コロナの感染回避にも十分ご留意の上、ご安全にお過ごしくださいませ。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 11:39