「(略)今朝は、今年6月からスタートした「愛媛県LGBT電話相談」についてご報告したいと思います。
LGBTとは、同性を好きになる女性や男性、あるいは性別で好きになる相手を決めない人、また、身体の性に違和感を持つ人など、自分の性的指向(恋愛対象)が社会から見て少数派の方々、いわゆる“性的マイノリティ”の方々を表す言葉であり、尊重されるべき大切な“人権”であります。
県では、県民の皆様が生き生きと自分らしく充実した生活を送るために、様々な人権に関する問題について、正しい知識の普及や差別・偏見の解消に取り組んでまいりましたが、LGBTの方々が抱える生きづらさの問題は近年増加傾向にあり、県政においても重要課題の1つとして認識されるようになりました。
ご案内の通り、性のあり方は多様で、抱える悩みも1人ひとり違います。
同性のことが気になる方、自分の性別がよくわからない方、男女どちらにも恋愛感情を抱かない方など、性のあり方に関する悩みは多種多様に広がる一方、どこに相談していいか、誰に打ち明ければよいかわからない、というのが実際の状況でありました。
そうした当事者のお声を受け、昨年度、県議会公明党として、知事に対して「LGBT相談デー」及び「電話相談窓口の開設」について要望したところ、今年度から実現と相成った次第で、まずは関係理事者のご尽力に感謝申し上げたいと思います。
さて、今年6月にスタートした「LGBT電話相談」でありますが、日時は第2月曜日と第4日曜日の月2回、18:00~21:00での実施となります。(最終受付は終了20分前まで)
例えば、9月ですと、14日(月)と27日(日)となります。
ご利用にあたりましては、匿名でのご相談も可能で、秘密厳守、相談は無料となっておりますので安心してご利用くださいませ。その他の詳細につきましては県のホームページをご確認頂ければと思います。
まずは、今年度スタートした「LGBT電話相談」について1人でも多くの県民の皆様に知って頂きますとともに、もしお近くに、性に関してお悩みの方がいらっしゃいましたら、電話相談のことをぜひお知らせ頂ければ幸いです。
私自身、また、今回の事業を要望いたしました公明党として、今回の電話相談が当事者にどう寄り添い、当事者の方々の悩みの解消や問題の解決にどうお役に立てるのか、しっかりと注視しながら、そして、お一人お一人が生き生きと自分らしく生活を送られますよう全力で後押しをしてまいりたいと思います。
今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 12:41