「皆様、おはようございます。公明党・愛媛県議会議員の木村ほまれでございます。
朝夕がめっきり涼しくなってまいりました。高校野球・夏の甲子園も、今日準決勝、明日決勝と、いよいよクライマックス。
本県の済美高校も堂々ベスト4に勝ち名乗りを上げ、このあと12:30から大阪桐蔭との準決勝が行われますが、相手は2度目の春夏連覇をめざす強豪校。難敵ですが「やればできる!」の魔法の合言葉で、今回もぜひ勝ち抜いて欲しいと思います。
さて、先週はお盆ということで、皆様、ゆっくりできましたでしょうか。SNSには、久しぶりの実家でご家族水入らずのひと時や、同級生のミニ同窓会、仲間とのバーベキュー大会など、見ていてこちらまで楽しくなるような10人10色の「お盆」の様子がアップされていました。
いよいよ今週から通常モードとなりますが、残暑厳しくも少しずつ秋へと移っていく体調管理が難しい時期でありますし、明日以降、台風19号、20号が相次いで接近・上陸する可能性があるとのことです。先の西日本豪雨の二次災害も含めまして、どうか油断なくお過ごし頂ければと思います。
さて、私のほうですが、先週は県民相談に関する政務の他はデスクワーク、1ヶ月後に迫る9月定例会に向けた準備が中心の1週間となりました。
まず、今週23日に行われる「会派要望」であります。
これは文字通り、県議会公明党「会派」として、知事に対し、下半期に向けてこういう事業を実施してほしい、こういう政策を実現して欲しい、という「要望」を申し入れるものでございます。
その流れを簡単にご説明しますと、年4回ある定例会の内、通常、2月は新年度当初予算、9月は補正予算が組まれるのですが、いずれも知事が各会派から要望を聴取した上で総合的に判断し予算編成が行われます。ポイントは、予算編成前の提案であるという点です。
新年度、あるいは前回定例会以降の様々な情勢変化に対応するために必要不可欠な事業を編成する、というのが補正予算の考え方ですが、例えば、西日本豪雨災害というのは当初の想定にはなかった事態であり、あまりにも大きすぎる県政上の変化であります。
従いまして既に7月、8月補正予算が組まれたところではありますが、9月も例年以上に補正予算が必要となり、その意味では、9月定例会が被災地復興に向けた「防災議会」になることは間違いありません。
話を戻して「会派要望」であります。
私たち公明党はネットワーク政党であり、国と県、市町の連携というのが持ち味であります。ゆえに、県だけの視点ではなく、国会での新しい法律の成立や改正といった観点や、市・町議会の各議員からの要望を踏まえた取りまとめを毎回行っています。時間も手間もかかりますが、おかげさまで今回も“思い”が詰まった「会派要望」が準備できそうです。しっかりと知事に申し入れ、また詳しい内容は後日、ブログ等でご報告させて頂きたいと思います。
次に「代表質問」です。
補正予算案を検討する2月と9月定例会にだけ、一般質問とは別に各交渉会派に代表質問の機会が与えられます。
今回、私はその機会を頂きましたので、今その準備に当たっているのですが、いきなり原稿は書けません。1ヶ月前というのは一番手探り状態な時期でもあります。
私の場合、まずは取り上げたいテーマを思いつくまま書き出し、あるいは西日本豪雨災害からの復興を含めまして、この間、県民の皆様からお預かりしたさまざまなご要望、ご相談を整理し、関連する書籍や文献を読み込み、又、理事者から情報を取り寄せ、過去の新聞記事のスクラップを読み返したり、といった感じで進めているのですが、今週中には会派内の調整も含め、テーマと質問項目が固まるよう集中して取り組んでまいりたいと思います。
そして、土日は「防災士養成講座」であります。
この「防災士養成講座」は愛媛大学防災情報研究センターによる公開講座でありまして、どなたでも受講することができます。そして、受講後の筆記試験に合格し、これとは別に、実地研修である救急救命講習を受講すると「防災士」としての資格が取得できるというものです。
2日間、弁当持参のほぼ缶詰状態で授業を受けるのは学生の時以来でありまして、体力的にも知的にも本当にきつかったのでありますが、それ以上に得るものが大きかった、また印象にも残る貴重な2日間でありました。
参加者は約150人で、小中学校の教員や郵便局職員の他、大学生、中高生、中には小学5年生の子どもさんまで受講されており、松山市民の防災意識の高さに感服させられました。
実は、松山市、防災士の数が4,605人で全国1位なのです。ということは日本一、防災意識が高い都市といっても過言ではないと思います。また、愛媛県も全県で10,000人を超え、人口比では全国1位ということでございまして、関係各位のご努力に敬意を表したいと思います。
本会議や委員会を通して、「防災減災対策の推進」、とりわけ防災士育成を初めとした「自助と共助の底上げ」の重要性を提言してきた1人として、大変心強い思いがいたしました。
今回の研鑽を、自身の今後の議員活動に、また地域防災力向上への一助となるよう、しっかり活かしてまいりたいと思います。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 20:50