「皆様、おはようございます。
公明党・愛媛県議会議員の木村ほまれでございます。
先週は新しい年の始まり、また仕事始めということで、皆さま大変お忙しくお過ごしになられたのではないかと思います。
私も、元旦から地域の皆さまへのご挨拶、県・市の年賀交歓会、また週末には成人式などの地域行事や党務による県内視察、賀詞交歓会など、順調にスタートを切らせて頂くことができました。
あらためてではありますが、新成人となられた皆様にお喜びを申し上げたいと思います。
私は新玉地区の式典に出席させて頂きましたが、凛々しく清清しい青年たちの立ち居振る舞いに心が洗われるような感動を覚えました。
新成人の輝かしい前途を心から祝福いたしますとともに、1人の議員として若者が思う存分活躍できるような社会にしていかなければとの責務も痛感いたしました。
新成人の皆様に負けないよう、私も決意新たにがんばってまいりたいと思います。
さて、今週もしばらくは新年行事が続くかと思いますが、本日は先週に引き続きまして、年頭の抱負を述べさせて頂きたいと思います。
現在、私は県議会議員として3期目を務めさせて頂いています。議員の任期は4年ですが、4月の新年度からはいよいよ任期最終の1年となります。
従いまして、選挙の際に訴えた政策、いわゆる公約がどれくらい推進・実現できたのか、4年間の結果が問われる重要な1年となります。そのことを強く意識しながら、1年間全力で走りぬいてまいりたいと思います。
さて、前回選挙で私が掲げた政策は、5つあります。
本県をはじめとする地方の人口は、少なくとも50年先まで減り続ける。このことは避けられない事実と言われます。
そうであれば、50年あるいはその先の私たちの故郷はどういう姿になっているのか、どうあるべきなのか、ということを有権者の皆様に投げかけました。
私の主張はまず、50年先の人口減少に最大の歯止めをかけるということでした。
そのための政策として、1つめに「持続可能な地域づくり」を掲げました。
具体的には、婚活支援の拡充、子育て支援の強化、ワークライフバランスのさらなる推進、観光振興による交流人口の拡大、社会資本の整備促進などですが、おかげさまでそれぞれに一定の手応えを感じています。
例えば、子育て支援の強化について、私は2015年の本会議で、第2子、第3子といった多子世帯に対して愛媛らしい思い切ったインセンティブを導入すべきと訴えましたが、これを受け、今年度から県内すべての市町で、第2子が生まれた世帯に紙おむつ約1年分を支給する事業がスタートし、好評を博しています。
今後も、将来持続可能な地域づくりに向けて愛媛らしい知恵と工夫で全力で取り組んでまいりたいと思います。
2つめは「支え合いの地域づくり」です。
具体的には、離島や中山間地など過疎地域の医療や交通の確保、若者流出防止と定住促進策、地域包括ケアシステムの推進などを掲げ取り組んでいます。
とりわけ、待望のドクターヘリが昨年導入できましたことは、本会議等で訴えてきた私自身にとりましても、全国でドクヘリを広げてきた公明党といたしても、そして何よりも、離島など移動が困難な地域で待ち望んでいた皆様にとって、不安を照らすように政治の光が届いた瞬間ではなかったかと思います。
さらに、支えあえる地域づくりに取り組んでまいりたいと思います。
3つめは「新産業の創出」です。
本県の基幹産業である農林水産業の海外に向けた販路開拓やマーケティング活用が着実に進み、この間、若い担い手による新たな取り組みが芽吹いてきたなと実感いたします。
一昨日は、谷合農水副大臣に同行し、南予用水とかんきつ農業の現場を視察しましたが、現地の方々のお話によりますと、今、年収1000万円、2000万円を稼ぐ農家が増えているとのことでありました。
まさに新しい、“攻め”の農業、“儲かる”農業が、南予地域に興りつつあることを実感させられました。
製造業やサービス産業も同様に、若い世代を中心に質的な変化が感じられます。特に、4年連続で国内外からの客数を伸ばしている観光産業には、ぜひ新たな市場とGDPを創出し本県経済を牽引して頂きたいですし、私も後押しに全力を挙げたいと思います。
4つめは「災害に強い愛媛の実現」です。
自然災害は避けられないとしても、被害を回避したり最小限に止めることは可能だと思います。
そのためには、自助・共助・公助の底上げが必要であり、私は重要政策として、防災士のさらなる育成や自主防災組織の機能強化、道路・河川・港湾など社会インフラの老朽化対策などを掲げました。
有り難いことに今年度から、空き家対策、路面の空洞化対策に弾みがつくところとなりました。更なる安全対策の推進に取り組んでまいりたいと思います。
そして、5つめは「議会の見える化」です。
まず私自身の活動について、ブログやフェイスブック、県政レポート等を通じ、日常的な“見える化”を心がけています。
週明けのマンデー街頭演説もその一貫で、今年で4年目になりますが、さらに継続してまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 04:30