私の所属は、地域活性化対策であるから、
今日は聞くだけ、の有志参加である。
議題は「公の施設の見直しについて」であった。
ずばり、傍聴してよかった。
いろんな意味で、勉強になった。
が、同時に、議論全体がボタンの掛け違い、のようにも感じた。
公の施設が提供するサービスが、県民に約束する成果は何なのか、
ここをまず明確にする必要があったように思う。
公サービスは、収支に優先するところに存在価値を有すると私は考えるが、
その成果は外部に、つまり、県民の評価に現れるということだ。
教育の、文化の、健康・福祉などの、それぞれの公の施設が、
広く県民に対してお約束したはずの、知的満足や安全や安心は、
はたしてキチンとした成果として評価されているのかどうか。
その上で、それがないと困るサービスかどうか。
公であれば、偏在がないかどうか。
という評価があって、見直しは適うものになっていくだろう。
今、必要なことは、収支も含めた積極的な情報公開ではないか、と思う。
優秀な教師の成果が、生徒の成績・成長に現れるように。
公の施設の提供するサービスは、県民に納得と満足をもたらさねばならない。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37