懐かしいお顔とともに、たくさんの新しい笑顔に包まれ、
私にとって十分すぎる、オアシスなひと時であった。
その中で、20分程度のお時間を頂き、お話をさせて頂いた。
県議会議員ってどんな仕事?
県議会って、どんなところ?
誰しも思う、そんな素朴な話題から始まり、
この間、取り組んできたこと、これから取り組もうとしていることを、
正直に、ありのまま、語らせて頂いた。
2つ、思った。
1つは、こうした場を頂けることへの感謝、だ。
政治は堅苦しい、難しい、敷居が高い、とよくいわれるが、これは、本来の逆、であろう。
政治は、生活の全方位をマターとするのであれば、
生活者に一番、身近な存在でなければならない、と思うのである。
政治がパフォーマンスに流れ、そうした努力を怠ってきたとすれば。
今こそ、私たち議員は猛省の上に、猛烈に、
こうした場を拡げていかなければならないであろう。
ゆえに、生活現場に飛び込み、膝を交えて、裃を脱いで、腹蔵なく対話を行う、
こうした場が、極めて重要で、決定的に有意義なのだ、と再認識をさせて頂いた。
もう1つは、責任の重さ、である。
生活者から共通して聞こえてくる悲鳴の最たるは、負担増の問題と、さまざまな格差問題。
なぜ、ということの説明と、一定のご理解を頂くことは、ある程度可能だ。
問題は、じゃあ、どうする、に対して、国も県も、答えを見出しきれないという現実にある。
それをするのが、政治の仕事でしょ。
これが、生活者の本音であろう。
そして、おそらく、国民全体の。
そのように、生活者の気持ちに寄り添ったとき、政治家の責任は、いや増して重い。
新人であっても、若造であっても、いいわけにはならないことを、痛感した。
参加者を笑顔で見送りながら、たくさんの激励の言葉を頂きながら。
初心を忘れず、原点を見失わず。
愚直に、自身の責任を果たしてまいりたい。
夜の帳、肌寒い帰り道に、あらためて、心に誓った。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37