午前、県民相談にて各部局を訪ねた。
親身になって対応を頂く理事者方には、いつもながら心強く、有難さを感じる。
一段落をつけると、愛媛県美術館にて開催中の、第18回創価芸術展を鑑賞した。
そして、驚いた。
幼稚園児から大学生まで、お絵描きから水彩画・油絵・書道・陶芸など約300点の、
個々の作品のレベルの高さもさることながら、圧倒的に伝わってくる何か、にである。
真剣さ、素直さ、豊かさ、一途さ。
私が感じた、そんな気持ちを一言でいうと何だろう、と考えてみた。
そうだ、喜び、だ。
1つ1つの作品を通して伝わってくるのは、生きていることの喜び、なんだ。
なるほど、喜びやうれしさに触れると、人は、優しくなれる。
不思議なくらい、あたたかく、まーるい気持ちで、会場を後にした。
午後は、書類整理。
議員の仕事は、約1ヶ月ほど放っておくと、文字通り、机に幾つかの、山ができる。
読み返しながら整理をしていくと、ファイルが6冊とシュレッダーごみ少々、ができた。
確実に、地球環境によくない職業だ、と思いながら。
気づくと6時間が経過していた。
そして夜は、ビデオ編集、というか、資料作成。
近日行なわれる、KHJ愛媛こまどりの会の定例会での、県政報告の準備である。
うれしいことに、先週、山本ひろし参議院議員が、所属する厚生労働委員会において、
社会的ひきこもりに対する支援強化の必要性を、私たちに代わって強く訴えてくれた。
公明党として、国・県挙げてしっかり取り組んでいること、これからも取り組んでいくことを、
皆様に元気いっぱい報告させて頂こう、と思う。
そして、明日は12月議会の閉会日。
私にとって3回目の議会が終わり、そして、本年が過ぎようとしている。
はたして。
新人議員としての成長や、如何。
一人の人間としての、器量の拡大や、如何。
今日も、自問自答しながら。
1つ1つ、1年1年、着実に。
昼間の県美術館で、彼ら彼女らが感じさせてくれた、あの、
あたたかくて、まーるい気持ちを、いつも心に浮かべていられる、
そういう人格をこそめざしたい、と思う。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37