朝、地元紙を開いて、目が点になった。
昨日のブログで、自身にとっての2月県議会を振り返ったが、
今朝の朝刊では、政治部記者が、振り返っているのである。
でもって、その見出しが、
��意義大きい与党の反対、公明・新政ク 異例の姿勢」 と、強烈なのである。
さらに、話の中心は、私たち会派の動きに関する評価がほとんどであり、
その上、囲み記事、なのである。
わが党県本部の井上顧問も、長い議員生活で初めてじゃ、と言われるし、
政治部記者に総括されるほど、インパクトの大きなことだったらしい。
思わず、広告料金に換算すると、20万円弱?
と、余計なことまで考えてしまったのである。
以下、記事の関連部分を抜粋すると。
��県の2008年度当初予算案を中心に審議した2月定例県議会が
14日、閉会した。財政難による歳出削減の県内経済への影響を
議論したが、特に与党の公明党・新政クラブが心身障害者扶養
共済制度の掛け金に対する県単独補助金の段階縮小・廃止方針
に「会派としては断固、反対する」と強い表現を用い、真っ向から
異を唱えたことに注目したい。」
との書き出しで始まり、
��代表質問に登壇した同会派の木村誉氏は「財政難の中で福祉
や障害者支援の後退を危惧する」と強調。本会議の採決でも、
国の制度改正に伴う同共済掛け金値上げを盛り込んだ関係条例
改正案に反対した。」
のは、その通りであり、
��公明党は07年7月の参院選で、年金問題をはじめとする与党への
強い逆風を受け全国的に苦戦を強いられた。このため、参院選後、
生活者重視という原点回帰を打ち出し、民意をくみ取ろうと、県内の
自治体議員が盛んに支持者と対話を繰り返している。」
のも、その通りなのである。
そして、
��県議会では議員47人中、最大会派の自民党が34人と圧倒的多数
を占める。県の各種施策は理事者と自民党の水面下での非公式協
議を経て成案となることが多く、本会議に上程された時点で可決が
ほぼ決まっているのが実態だ。」
として、
��しかし、そうであっても、議場という公の場で県民の実生活に基づく
議論を展開する意義は大きい。議論の積み重ねにより、理事者の軌
道修正につながる可能性があるからだ。今後も財源不足に対応した
県民生活へのさらなる切り込みが想定される。県の「選択と集中」方
針へ民意を確実に反映させるため、各会派には「是々非々」の立場で
の一層活発な議論を期待したい。」(2008年3月15日付・愛媛新聞3面)
と、結ばれていた。
ご期待にお応えできるよう、謙虚に誠実に、がんばってまいりたい、と思う。
ちなみに。
本件を除いて、私にとっての今議会最大のインパクトはというと、
自民党・篠原議員の、県政を動かせた、あの、代表質問である。
きっとこの先も忘れられない、衝撃であった。
��写真は、県議会議事堂内の絵画作品「石鎚展望」。剛健を杖とし、たゆまず、を想う。)
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37