10:00より、
文教警察委員会が開催された。
新年度を迎え、所属委員の顔ぶれを一新しての、初開催。
ちなみに、常任委員会である同委員会は、
教育委員会と警察本部を所管することになっている。
私は、教育行政も、警察行政も、経験値が、ない。
文字通り、ゼロからの出発であるので、大いに。
先輩議員、理事者各位にご指導頂き、学ばせて頂きながら、
県民の皆様にお応えできるよう取り組んでまいりたい、と思う。
さて。
私たち委員と各理事者との初顔合わせの後、
閉会中につき、本日の提出議題は警察本部からのみ、となった。
パワーポイントによるレクチャで、
��最近の治安情勢と県警の取り組み方針」、が示された。
交通事故も、犯罪も、自然災害も。
被害の可能性は、常に私たちの生活に隣り合わせで潜んでいる。
あらためて。
警察活動の守備範囲の広さと深さ、そして、役割の重さを、思う。
とともに、その並々ならぬご苦労に心から敬意を表したい。
そして警察行政が、県民の皆様から更なる信頼と安心を頂けるよう、
微力ながら尽力できれば、と思う。
さて、質疑の際、私からは2点述べさせて頂いた。
1つは、6月から一部施行となる、改正道路交通法について、である。
まだ知らない方も多いと思うが、主な変更点は、例えば。
高齢者運転標識、いわゆる、もみじマークが義務化されること。
後部座席シートベルトの着用が義務化されること。
自転車の歩道通行が可能になること、などである。
施行にあたっては、いずれも。
県民の皆様から十分な理解と協力が得られるよう、
事前の準備を親切丁寧に進めて頂きたいことを要望させて頂いた。
もう1点は、電動車いすについて、である。
高齢者や身体障害者の方々の日常交通手段として、
定着が進むとともに事故が急増している、
そんな実態が県下にも厳然とあるのであって。
高齢化のますますの進展を考えると、対策は急務なのである。
しかも。
電動車いすは、道交法上では、歩行者扱いとなっている。
したがって、事故に際して、警察は介入できない、
そんな自家撞着の現実が、あるのだ。
ここをどう突破するのか、
早急な研究と対策を申し入れさせて頂いた。
考えてみるほどに。
県民の皆様から、日頃承る県民相談のうち、
警察マターの要望と課題は、かなりの比重を占め、多い。
しっかり知見を蓄えながら、この1年。
文教警察委員会の1人として、取り組んでまいりたい。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37