午後、市内で開催された
えんむすびプロジェクト第2弾、
“アトリエブラヴォが描く松山
��そりゃあ、もう、わっくわくですよ~”
というイベントに参加した。
主催、というか、仕掛け人は、
NPO法人ユニバーサルクリエイトの、佐伯さん。
本ブログで何度もご紹介させて頂いた、熱血漢であり、
何に対して熱いかというと、
ユニバーサル社会の実現に対して、で、
それはどんな社会かというと、
障害の有無や、年齢、性別に関係なく、
すべての人がそれぞれの能力を発揮しながら、
共に支えあう、という社会、だ。
その志において完全に同意する私もまた、
佐伯さんとお会いするたびにヒートアップするし、
その都度頂く、宿題の解決を考えながら、
わが国の、厚労行政の途方もなく大きな壁に、
いつも頭を悩ませるのである。
さて、今回のイベントは、
福岡と松山のアトリエによるチャレンジドの競演、
ということで、
絵画、オリジナルグッズ、手織り製品、皮製品、木工品など、
ユニークでクリエイティブな作品がズラリ勢ぞろい、
の、展示販売のほか、
書道作家「てらきち」さんの書道ライブ、
「愛が和するYUI GREEN」さんと マイ箸をつくろう」ワークショップなど、
前回以上に多彩な内容で、会場は、多くの来場者でにぎわっていた。
あらためて、
チャレンジド各位のクリエイティブセンスに脱帽、したし、
彼らの活躍の場、その能力を発揮できる機会、を拡げることは、
そのまま、GDP増大にも経済成長にも資する、と思った。
障害者雇用促進法によれば、
常用労働者数56人以上の事業主は、
たとえば、民間企業は1.8%、国と地方公共団体は2.1%、
というふうに、
障害者を一定割合以上雇用すべき義務を負うことになっているが、
それができている企業の割合は、
本県の場合、最近5年間でみると、
50%前後で推移している状況であって。
法定雇用率だけでなく、チャレンジドの自立と就労支援に、
もっともっと光を当てなければならない、状況なのである。
そうした、目の前にある厚労行政の、いくつもの大きな壁を、
志を同じくする、あらゆるクラスターをつなぎ、突破し、
必ず、ユニバーサル社会を実現させてまいりたい、と思う。
チャレンジドと、私たち自身と、未来の子どもたちのために。
各アトリエスタッフの弾ける笑顔に、
かえってこちらが励まされるように。
会場を後にしながら、ググッと、心に誓うのであった。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 15:37